イチロー快挙に敵地で拍手と声援
「カージナルス4-6マーリンズ」(16日、セントルイス)
マーリンズのイチロー外野手(41)は2点リードの八回の守備から右翼で途中出場した。九回の打席は中飛。1打数無安打で打率を・255とした。
前夜の2安打で日米通算4193安打とし、メジャー歴代2位のタイ・カッブの記録を抜いたイチロー。この日は6試合ぶりにスタメンを外れたが、試合前練習のなかったフィールドでいつものようにダッシュやストレッチを行い、体をほぐした。練習の前後には前日の快挙を祝福してくれたファンへの感謝の気持ちを表現するかのように“即席サイン会”も実施した。
2点リードの九回の打席は先頭で中飛。5番手右腕、ブロクストンの初球、148キロの外角直球を打って出たが、打球はセンターの左だった。場内アナウンスを受けて打席に入る際には客席から拍手と歓声があった。
試合は、マーリンズが1点を追う五回に3番ディートリックの走者一掃三塁打で逆転に成功し、連敗を2で止めた。
