イチ、4試合連続安打 適時打猛攻3連敗
「マーリンズ6-8メッツ」(5日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(41)は「6番・右翼」で出場し、4打数1安打1得点、1打点。4試合連続安打で打率を・244とした。
前日の試合は八回から守備で途中出場し、その裏の打席で3戦連続ヒットとなる右前打を記録したイチロー。2試合ぶりにスタメン出場したこの日は、13年5月28日以来の顔合わせとなるメッツのエース格、ハービーに対し、二回の第1打席は空振り三振。カウント0-2からの4球目、154キロの内角速球にバットは空を切った。
7点を追う五回は先頭で左飛。カウント1-1から3球目、137キロの外角スライダーを鋭く弾き返したが、左翼手が後退しながら捕球した。八回は先頭で二ゴロ。2番手右腕のパーネルに対し、カウント0-2と追い込まれ、130キロの外角カーブを打って出て打球は野手の正面だった。
1-8の九回1死一、三塁の好機は、3番手左腕オフラハティに対し、1ストライクからの2球目、135キロの外角低めスライダーをレフト前へ弾き返して打点を記録。後続の適時二塁打で自らも得点した。
試合は、八回まで3安打に抑えられていたマーリンズ打線が8点ビハインドの九回に爆発して6点を奪ったが、反撃はそこまで。3連敗を喫し、借金はシーズン最多の22となった。
