ヤンキースタジアムでイチローコール

日本から〝イチ・メーター〟を持参して応援に駆け付けたファン=ニューヨーク(撮影・小林信行)
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 「ヤンキース2-1マーリンズ」(17日、ニューヨーク)

 マーリンズのイチロー外野手(41)が、ヤンキースから移籍後初めてヤンキースタジアムで「9番・右翼」で出場し、3打数1安打。打率を・284とした。

 昨季まで約2年半、本拠地としてプレーしたヤンキースタジアム。初回の守備に就くと、熱狂的ファンが陣取る右中間のブリーチャー席からイチローコールが起こった。

 拍手と歓声で迎えられたのは三回の第1打席だ。初対戦の右腕、ピネダに対し、カウント1-1からの3球目、外角151キロを打って出て遊直。遊撃手の左を抜けようとする低いライナー性の打球を逆シングルで好捕された。六回、先頭の打席は空振り三振。カウント2-2から137キロの低めスライダーにバットは空を切った。

 1点を追う八回1死一塁の打席は、3番手左腕のJ・ウィルソンから右前打。カウント3-1からの5球目、154キロの直球を大きく空いた一、二塁間へ弾き返した。一、三塁の形にして好機を拡大させたが、後続が倒れた。

 試合は、マーリンズ打線が六回までピネダに無安打(2四球)に抑えられ、七回にイエリチの4号ソロで1点を奪うのがやっと。八回にはエチャバリアの本塁突入がセーフと判定され同点になったかと思われたが、ヤンキースがチャレンジ権を行使し、ビデオ判定の末、判定はアウトに変わった。

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