【競輪】深谷が大宮記念を初V
「東日本発祥67周年倉茂記念杯・G3」(20日、大宮)
11Rで決勝戦が争われ、深谷知広(26)=愛知・96期・S1=が最終バック6番手から豪快にまくり、大宮記念を初制覇した。2着は浅井康太、3着には林巨人が続き、中部ラインで上位独占。地元の平原康多はまくり不発で4着に終わった。
4年間守り続けたS級S班の座から陥落した深谷が、S級1班に戻った1場所目でしっかりと結果を出した。「後ろに(グランプリ優勝の)浅井さんがいるし、下手なレースはできない。責任感のあるレースができたと思う」と喜んだ。
昨年12月の伊東に続く記念連覇。今年こそ2014年7月の寛仁親王牌以来となるG1優勝の期待が懸かる。30日からのG3・高松記念を経て、2月11日からのG1・全日本選抜(久留米)で完全復活を目指す。