【AJCC】ラーゼン好発進決めるか
「AJCC・G2」(24日、中山)
昨年のダービー2着馬サトノラーゼンが始動する。昨秋はセントライト記念7着、菊花賞5着と不本意な成績が続いたが、早くからこのレースを目標に定め、放牧から帰厩後もしっかりと乗り込まれてきた。
14日には栗東CWで1週前追い切りを行い、5F68秒4-39秒1-12秒1とラストは上々の伸びを披露。僚馬に1馬身先着を決めた。池江泰寿調教師は「まだいいころの出来には及ばないが、少しずつ良くなっていくでしょう」と慎重な姿勢だが、16年の飛躍のためにもV発進を決めたい。
中山金杯2着のマイネルフロストは、引き続き好調をキープ。高木登調教師は「(逃げた)前走は理想とは違う競馬だった。前に馬を置いた方が走るので、その形で競馬ができれば」と手応えをつかむ。
重賞2勝馬ディサイファも参戦。「距離は長いかもしれないけど、今は充実しているので楽しみ」と小島太師は期待する。中山で全5勝を挙げるコース巧者ライズトゥフェイム、1年7カ月ぶりに復帰するショウナンマイティ、安定感のあるスーパームーンなど、伏兵陣も多彩だ。
登録馬は以下の通り
アップルジャック、クランモンタナ、サトノラーゼン、ショウナンバッハ、ショウナンマイティ、スズカデヴィアス、ステラウインド、スーパームーン、ディサイファ、フラガラッハ、マイネルディーン、マイネルフロスト、マイネルメダリスト、ヤマニンボワラクテ、ライズトゥフェイム、ルルーシュ