【ボート】115期の江頭賢太が水神祭

 「児島ガァ~コピア開設4周年記念競走」(29日、児島)

 予選3日目の1Rで、115期の江頭賢太(19)=長崎・115期・B2=が初1着。昨年11月に大村でデビューして15節目、124走目にして水神祭を飾った。

 児島ボートの1Rは1号艇にA級レーサーを据える企画レース(G2以上を除く)。1号艇で1コースの大久保信一郎(佐賀)がコンマ12のトップタイミングでスタート(S)を決めたが、江頭は6コースからコンマ15も全速ターン。バックでは両者が並走となり、1周2Mは大久保が先制。江頭が角度よく差し切って逆転。1着でゴールした。

 2連対率50%以上の55号機を引いた今シリーズの江頭は、前検から好気配。「初勝利を狙えると思いながら、2日目までSも分からず乗りこなせなかった。3日目のSは全速。1Mでまくり切れなかったけど、2Mは意外なほど冷静に差せた。あとはエンジンを信じて走った」と追いすがる大久保を振り切った。

 115期は山下昂大(岡山)、浜本裕己(大阪)、高橋悠花(岡山)、前原哉(岡山)が今年に児島で水神祭。いずれも5、6日目の2Rと敗者戦で低調者ぞろいの中で1着を挙げたが、江頭は強豪相手に勝ち星を挙げた。「同期がドンドン勝って焦りもあった。今節はあと3日あるし、エンジンを生かして2回、3回と勝ちたい。師匠の下條雄太郎さんのような選手になりたい」と夢に向かって児島で第一歩を踏み出した。

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