たけし 聖火台問題で審査委の不備指摘
ビートたけしが12日、レギュラーを務めるTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演。新国立競技場の聖火台設置問題について、デザイン審査の委員に「演出家が入ってないのがおかしいんだよ」と見解を示した。
聖火台といえば開会式。タレントとして、映画監督として活躍するたけしは、競技場設計の審査の時点で、演出プランが抜け落ちていることの“不備”を指摘した。
「デザイン決める時に演出家が入ってないってのは、おかしいんだよ。最初にオープニング考えて競技場作らないと。だから聖火台どこに置く、って忘れちゃったんだよ。(審査委員のメンバーに)入れておけば、ランナーこう回らせて、こう上がって…って言うんだから。(演出家が入ってなけりゃ)そりゃ無理だよ」とコメントした。
東京五輪のメインスタジアムとなる新国立競技場の聖火台設置場所を決めていなかった問題では、大会組織委員会の森喜朗会長が「一番悪いのは馳浩(文科相)です。文部科学省です」などと事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)や馳馳氏を痛烈に批判していた。
たけしは「馳大臣だって元プロレスラーなんだから、演出ばっかりやってたんだから」と馳氏の責任についても言及していた。