GACKT、SMAP存続願う

 シンガーソングライターのGACKT(48)が25日、ブログマガジン(一部は公式サイトのブログに転載)を配信し、SMAPの解散騒動に関係してグループ活動の難しさを説明しつつ、自らの悔恨をつづった。

 GACKTは年末からレコーディング作業で缶詰状態、その後フィリピン旅行していたため、1週間前に帰国するまでSMAP解散騒動を知らなかったという。

 そして今回の更新で初めて、SMAPに関する思いやグループ活動の難しさをつづった。

 GACKTはテレビ生会見での落着を見て「彼らが出した答えと、そしていずれ彼らの口から出てくる言葉がSMAPを応援するファンの複雑な気持ちを時間を掛けて静めてくれるだろうし、彼らの今後の活動で、そんなことも過去の一つの出来事になるようなエネルギーを発信してくれるだろうな」と、SMAPのグループとしての基礎体力に信頼を寄せた。

 GACKT自ら20代に所属したMALICE MIZERを脱退、ソロ転身した経験を持つだけに「多かれ少なかれ、グループやユニット、バンドなんてのはケンカの10や20はあるので、メンバー同士がすこぶる仲がいい!なんて集団をボクは見たことがない」と、体験を交えて振り返った。

 そして、存続しているグループについては「色んな想いがおのおのにありながらも、それぞれの存在理由や意義を感じながらポイントポイントで認め合い、前進している」と説明した。

 GACKTがMALICE MIZERを脱退した約1年後、メンバーのkamiがくも膜下出血で急死した。

 「一番辛いことは、相手を思う気持ちが胸にありながらもその想いを互いに届けられなくなることだ」と、GACKTは別れの果てに味わった苦い思いをかみ締める。

 そして、kamiの誕生日が来るたびに墓参りして、「あの時、【もっと言えたことがあったんじゃ無いか…】とか、【もっとやってやれたことがあったんじゃ無いか…】と毎回、自問している」と悔恨の思いに駆られることを明かした。

 振り返ってSMAPに対して「数年後に『こんなこともあった』と笑って話せるような、今後も素敵な活動が出来ることを心から願う」という言葉を贈って、文章を締めた。

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