昨年「キングオブコント２０１５」で優勝し、大ブレークを果たしたお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル（３１）が９日、大阪市内で行われた「Ｒ－１ぐらんぷり２０１６」１回戦に出場し、後輩の８・６秒バズーカーを反面教師にすることを明言した。

　コロチキはナダルの高い声を生かした「やっべぇぞ」のフレーズを武器に「キングオブコント」で優勝。その勢いに乗って、２０１５年末から１６年の年始にかけて、テレビに出まくった。

　ナダルは仕事が増えて、うれしい悲鳴を上げたが、一方で「ハチロク（８・６秒バズーカー）みたいにバーッと行き過ぎると怖い。もう少しジワジワとやっていきたい」と慎重な姿勢を示した。「やっべぇぞ」の「ラッスンゴレライ」化を防ぎ、人気が一気に上昇し、急降下してしまった８・６秒バズーカーの二の舞にならないよう自らを戒めた。

　また、東京での仕事が急増したことを受けて本格的な東京進出の意向があることも告白。「冠番組とかもやってみたいです」と夢を膨らませていた。