志村けん ドリフ不仲の原因は「お金」

 タレント・志村けん(65)が8日、フジテレビ系で放送された「ダウンタウンなう」に出演。04年に亡くなったザ・ドリフターズのリーダー、いかりや長介さん(享年72)との不仲の原因について「お金」だったことを明かした。ドリフのメンバーに割り振られるはずの給料を、いかりやさんが自身の懐に入れていたという。

 04年3月にいかりやさんが亡くなった時の心境を聞かれ「やっぱり、つらいですよね。師匠ですから。そういう時って悪いこと思い出さないんですよ」と志村。

 ドリフにはいかりやさんといかりやさん以外のメンバーとの不仲説が根強くあり、ダウンタウン・浜田雅功(52)が「別に仲悪かったわけじゃないでしょ?」と聞かれると「…最初のうちは…仲良かったんですよ」と苦笑いした。

 大手芸能プロダクション、渡辺プロダクションに所属していたドリフ。当初はナベプロからもらった「お金(給料)」をいかりやさんがメンバーに分けていたというが、その後、「ドリフターズ事務所」を設立。「ところが、そこで(給料を)取る配分が変わってくるわけです」と話し始めた。

 当初、いかりやさんは「『(8時だョ!)全員集合』だけで食っていけるから、もう営業はしなくていいから」と話していたというが、志村によると、「コレ(※懐にお金を入れる仕草)がおいしかったんだろうけど、やたら営業が増えてきて」と笑いながら明かした。

 いかりやさんはメンバーに配分する給料を横取りし、自分の懐に入れていたというもの。当時、「ドリフの営業で1500万」もらっていたといい、それを事務所から聞いたメンバーが「俺たち何ももらってないじゃん!」と不満が爆発したことをユーモアをまじえて暴露した。

 ドリフのメンバーである加藤茶によると、ドリフは「全員集合」などを放送していた全盛期に、営業だけで「あのクソ忙しい時(時期)に年間70~80本」こなしていた。営業は当時のお金で一本あたり「1800万円」で、営業だけで年間14億円も稼いでいたことをテレビで明かしている。

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