東京・恵比寿で５日に開催された妻・川島なお美さん（享年５４）の追悼ライブでバースデーケーキを披露した夫のパティシエ・鎧塚俊彦さん（５０）が６日、フェイスブックで、今後も誕生日が来る度にケーキを作り続けることを明かした。

　１１月１０日が誕生日だった川島さんは生前、同所でバースデーライブを予定していたが果たせず、胆管がんのため９月２４日に亡くなった。

　その思いを活かすべく実施された追悼ライブには、親交が深かった俳優・川崎麻世（５２）らが駆けつけた。

　そしてライブ中盤、鎧塚さんが２日がかりで作ったというハートと音符をかたどった高さ１・２メートルのケーキを持ってサプライズ登場、天国の愛妻にケーキを届けた。

　鎧塚さんはその場ではコメントしなかったが、「生前女房より『ケーキを必ず持ってきてね』と頼まれていましたので、約束通り作って参りました」とつづった手紙を司会者が代読した。

　そして帰宅後の７日未明、鎧塚さんはフェイスブックで「女房に頼まれていたバースデーケーキ作りました。最後のバースデーケーキ…とは言いたくありません。来年も再来年もこんなに大きくはないでしょうが作り続けると思います」とつづり、愛妻に毎年ケーキを作り続けることを誓った。