ロック歌手の高橋ジョージが２９日、カンテレ系のバラエティー番組「胸いっぱいサミット！」に出演し、トークのテーマとなった「男性は離婚したら早死にする」という説に深くうなずいた。離婚係争中の三船美佳が家を出て行った後に、早死にを実感する瞬間があったという。

　「男性は離婚したら早死にする」というテーマに高橋は「これは早死にします」とすかさず反応。「一番最初に調べた。もし、離婚されたらバツ２になる」と訴えた。

　番組には医師２人が出演し、この説が正しいことを認めた。おおたわ史絵医師は「食生活が変わるのが大きな要因」と指摘。高須敬子医師は「男性の場合、１人になると体調が悪くなっても気付いてくれる人がいなくなる」と指摘。高橋は眉間にしわを寄せながら聞き入った。

　おおたわ医師が「誰かと一緒に笑い合ったり、しゃべったりということはものすごく高次元の脳の使い方」と日常の“なんでもないこと”が大切であると述べた。

　高橋は同調し、「一番なのは小さな会話。ただいまとかお帰りとか。それだけでどれだけ助かるか」と実感を込めた。共演した遥洋子が「早死にを実感するのはどんな時？」と高橋に質問。高橋は「これリアルなんですけど、（三船が）出て行って（部屋が）ここから真っ暗かと思ってすごいストレスが。どうしていいか見えない」と三船が家からいなくなった直後のことを振り返った。

　続けて、「だけども３カ月、６カ月がたって、今は長いこと考えようと。気は楽になった」と述べると、周囲から「明るく見えるようになった」との声が飛んだ。高橋は「短く言うと、人生というのはこういうこともあるんだなと。軽く乗り越えて言った方が楽しいかも」と持ち前のポジティブシンキングを披露。

　ＭＣのハイヒール・リンゴが「ジョージさんと美佳さんは、カイヤさんと川崎麻世さんのように、ビジネスにしていけるのでは」と提案。高橋は「彼らと違うのは、彼らはお互い相手（恋人）がいる。今は美佳さんとオレはいい感じの距離なのかな」と、ここでもポジティブぶりを発揮した。

　高橋は「向き合っていがみ合ってるよりは、離れて考える時間があるほうがいい。なかなかできない。ぜいたく」とも。遥が「（三船が）相手を見つけたら許せますか」と問うと、高橋は「それはそれでそういう気持ちになったんだって」と述べ、三船に恋人ができても許容するとの考えを見せた。

　厚労省によると、４０歳時点での男性の平均余命は離婚した人のほうが１０年短いという。