４人組ロックバンド「ラルク　アン　シエル」のリーダーでベーシストのｔｅｔｓｕｙａ（４５）が２３日、ソロ活動名義のＴＥＴＳＵＹＡとして大阪・なんばＨａｔｃｈでファンクラブ発足記念ライブ「ＣＥＬＵＸＥ　ＮＩＧＨＴ」を開催した。

　故郷・大阪で開いた初のファンクラブライブに１８００人が集まり、アンコールでは９１年のラルク－結成当初の元メンバーのｈｉｒｏ（ギター）、ｐｅｒｏ（ドラム）の２人がサプライズで登場し、２３年ぶりにＴＥＴＳＵＹＡと共演した。

　ＴＥＴＳＵＹＡが「こんばんわ、初代ラルク　アン　シエルです」と紹介すると会場はどよめきと歓声が交錯した。２人は９１年にＴＥＴＳＵＹＡとｈｙｄｅ（ボーカル）とともにラルク－を結成した初代メンバー。ＴＥＴＳＵＹＡは同年の初ライブを今回と同じ大阪・難波で行っていたことから、２人をゲストとして招くことを発案。「思いついたのが５日前。ムチャ振りで電話したのに来てくれました」と感謝した。

　３人で当時の楽曲２曲を披露しＴＥＴＳＵＹＡは「なつかしいわ。思い出すわ。久しぶりに会っても、いけるもんやね」と感激。最後は２人と抱擁して、出演に感謝した。

　終了後、ｈｉｒｏは「３人で音を合わすのは２５年近くぶり。すごく緊張しましたけど楽しい時間を過ごさせてもらいました。当時からメロディアスな楽曲を作ってましたけど、今もいい曲作ってますね。さすがだなと思いましたね」。

　またｐｅｒｏは「急な話でつい５日前にこの企画の連絡があったんで、正直心配だったんですけど、ファンの人たちがとてもあたたかくて、すごくいい時間を過ごさせてもらいました。楽しかったです」と語った。

　またライブには、ラルク－の歌マネを持ちネタにするお笑いコンビ・トレンディエンジェルも“乱入出演”。満載の内容にＴＥＴＳＵＹＡは会場に向けファンクラブ入ってよかったか！」と問いかけ、喝采を浴びていた。