小保方氏、ES細胞窃盗容疑の行方は?

 STAP細胞の不正論文問題で、理化学研究所は10日、論文主著者の小保方晴子氏に対し「懲戒解雇相当」との見解を公表。現在、刑事告発と研究費の返還請求も検討中であることを明かした。

 小保方氏を巡っては、理研とは別個に今年1月26日に理研OBの石川智久氏が、小保方氏が論文共著者の研究室からES細胞(胚性幹細胞)を盗んだとして窃盗容疑での告発状を兵庫県警に提出している。

 この日、大阪市内で取材対応した小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士は、今回の理研の処分発表に関しては「コメントを控える」と繰り返したが、窃盗容疑での告発に対しては「まったく(動きは)ありません。あれはまだ受理されていないと聞いています」と話した。

 理研はSTAP細胞の研究に関し、ES細胞が混入したものと「ほぼ断定できる」との見解を示す一方で、昨年の疑惑発覚後に小保方氏の研究室の冷凍庫から発見された「ES」と書かれた試料との関連性は不明としている。

 一方で、三木弁護士は今回の理研による刑事告発検討に関しては「聞いていないので、分からない」と話すにとどめた。

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