俳優の生田斗真（３０）が１１日、都内で、俳優・小栗旬（３２）と約８年ぶりに連ドラ共演するＴＢＳ系主演ドラマ「ウロボロス～この愛こそ、正義。」（１６日スタート、金曜、後１０・００）の完成披露試写会に出席。生田が「小栗君のベロ（舌）がエロい」と言えば、小栗が「生田の締まった肉体がかっこいい」と返すなど、褒め合い合戦となった。

　０７年に放送されたフジテレビ系「花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～」以来８年ぶりの連ドラ共演。２人で飲みに行くなどプライベートでも仲が良く、気心知れた同士とあって、舞台上でも息の合ったトークが展開された。

　今作の一押しシーンを問われた生田は「小栗君のベロ。エロいなと思いました」と語れば、小栗も「エロ全開でいきたい。２話目から生田斗真のかっこいい締まった肉体が出てきます」とニヤリ。返す刀で生田が「小栗旬の背中もヤバイ」と互いの魅力を語り合った。

　ステージ上では共演のムロツヨシから、２人が飲み会を抜けて、仲良くトレーニングに行っていることなどの秘話も明かされた。今作のアクションシーンに備えて２人でひそかにトレーニングしており、生田は「“こそ練”（こっそり練習）してるね。小栗旬とドラマをやれてよかったと毎日思っています」と告白。

　８年の間に主演作をこなしてきた生田に、小栗も「たくましくちゃんと真ん中にいてくれるので無責任に暴れられる」と全幅の信頼を置いている。２人は互いに「気持ち悪い」といいながらも、“褒め殺し”を楽しんでいた。

　ドラマは人気漫画「ウロボロス」を初めて実写化した本格警察エンターテインメント。生田は刑事役、小栗はヤクザ役と幼なじみの間柄を演じる。

　公私ともに仲がいいことから幼なじみの雰囲気を出せる２人に白羽の矢が立ったが、スケジュール調整が難航。６年がかりで今作での共演が実現した。