千葉県船橋市非公認キャラクター、ふなっしーが３１日、東京・渋谷のＮＨＫホールで「第６５回　ＮＨＫ紅白歌合戦」のリハーサルに参加。紅白では異例の個室を楽屋として用意されたが、それが三畳であることが分かった。

　梨の妖精・ふなっしーは“梨皮”（着ぐるみの衣装）を脱ぐ課程も周囲には見せられないことから、特別に個室が用意されたと思われる。４０～５０組の歌手が出演する紅白で、個室が用意されるのは超異例。

　ふなっしーはツイッターで、楽屋が個室であることを説明し「二畳に三人押し込められてますが」と付け加えた（※その後、ツイッターで「三畳」と訂正している）。

　フォロワーは「三人」の表現に反応し、「１号２号３号てこと…か」「ふなっしーは個室じゃないとマズイもんな」などとツイート。ふなっしーも「正確！」と返信し、３号機までスタンバイさせていることを明かしていた。

　この日のリハでは、香西かおりの「酒のやど」の歌唱場面では、郷ひろみ、クリス・ハートのほか、ＩＫＫＯ、クリス松村、ＫＡＢＡ．ちゃんら“オネエ軍団”とともにステージに集結し、宴会を繰り広る場面に参加。次の細川たかしの「応援歌、いきます」の歌唱場面では、ビールジョッキを手に楽しげに乾杯をする場面もあった。

　ふなっしーは本番で、東北６県のご当地キャラを率いて登場し、演歌歌手・藤あや子の「あや子のお国自慢だよ～がんばろな東北！！～」を盛り上げ、東北に熱いエールを送る大役も担っている。

　リハを終え、報道陣が待つ通路に姿を見せたふなっしーは、ほかのゆるキャラとは違い、ファンタジーの世界観を崩さぬよう、“梨皮”を脱ぐことなく、移動。たまたま居合わせたＥ－ｇｉｒｌｓが「あっ、ふなっしー！」と喜びの声を上げると、わざわざ振り返って「なっしー♪」とキュートに応じるなど、サービス精神も旺盛だった。