坂上忍 “父親”文太さんの死惜しむ

 タレントの坂上忍が2日、亡くなった俳優の菅原文太さんをブログでしのんだ。

 「中卒・東大一直線 もう高校はいらない!」というTBS系で84年に放送されたテレビドラマで、坂上は菅原さんと共演。管理教育に反発し、高校に通わず大学進学を目指す息子役を坂上が、父親役を菅原さんが演じた。

 当時を「わたしの中で、文太さんは映画の人。その方が、テレビドラマに…。しかも、連続ドラマに出演される。けっこうな、衝撃でございました」と振り返った。撮影時に、プロデューサーやディレクターと菅原さんが、撮影時間が始まっても楽屋から出ずに長い時間ミーティングをしていたエピソードも披露。「【納得】がないと、働かない方だったとおもわれます。文太さんといえば……【仁義なき戦い】。ですが…【仁義なきお仕事】は、しなかった方じゃないかな~と」と述懐した。

 ドラマ放送時はまだ17歳だった坂上。「わたしの財産は、そんな方々と…。少しの間でも、ガッツリと仕事をさせて頂いたこと。また、私の財産がひとつ逝ってしまいました」と“父”の死を惜しんだ。

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