菅原さんの死…芸能界に悲しみ広がる

 高倉健さんに続く、昭和を代表する映画スターの訃報に、芸能界はまたも悲しみに暮れた。菅原文太さんが亡くなったことを受け、1日、数多くの関係者がコメントを寄せた。

  ◇  ◇

 俳優・北大路欣也「映画『仁義なき戦い』『ダイナマイトどんどん』で共演させて頂きました。激しく、熱い、文太さんの波動が忘れられません。合掌」

 俳優・宇梶剛士「18歳の時に弟子にしていただきました。若き日に、いつも静かに本を読んでいるおやじから、俳優の在り方を学んだように思います。俳優としての礎であり、仕事を得られるようになってからも、多くの言葉をいただきました。そして、菅原文太という人は、いつも弱き者の味方でした。おやじに背かぬように生きていきます」

 俳優・神木隆之介「映画『妖怪大戦争』撮影時にはとても良くして下さり、本当の祖父のようでした。またご一緒したいと思っていましたので、本当に残念です」

 女優・石原さとみ「デビュー作『わたしのグランパ』でご一緒させていただきまして、芝居を全く知らない私に菅原さんはとても温かく接して下さいました。いつまでもそのままの君でいなさい。と撮影終わりに声をかけてくれたことを鮮明に覚えています。あの、柔らかい笑顔とジーンとする声のグランパにもう会えないと思うと本当に悲しいです。成長した姿で再会したかった」

 歌手・加藤登紀子「ずっしりとした菅原文太さんの存在感が忘れられません。東日本大震災の後、農業に軸足を置いた日本の未来を開くために、生活を懸けて尽力されたこと、本当にありがたく思っています。文太さんの志をしっかり受け継いでいくことを胸に、心からご冥福をお祈りします」

 歌手・石川さゆり(79年の映画「トラック野郎 故郷特急便」でマドンナ役)「ご病気と闘っていらしたことも知らず、突然の訃報に接し、ただ驚いております。撮影の際『ロケ現場まで(トラックに)乗っていきなさい』と、優しく言ってくださいましたが、恐縮からお断りしてしまったことを覚えております」

 東映・岡田裕介会長「また一本の矢が折れました。心からお悔やみ申し上げます。我東映は、一丸となり折れない三本目の矢となる決意です」

 東映元社長・高岩淡さん「あのような俳優さんは二度と出ない。彼が京都で悪戦苦闘してくれたおかげで、東映は任侠映画から実録路線に移行することができた。心からお悔やみ申し上げます」

 映画監督・佐藤純彌氏「他社から東映に移籍してきたからか。撮影所ではとがっていた部分があった。もちろん、役者としての当たり前のことだし、存在感を示そうとしていたのでしょう」

 アニメーション監督・細田守氏「ただただ驚き、また信じがたく言葉にならない思いでいます。『おおかみこどもの雨と雪』では豊かな時間を過ごさせていただき、また多くのことを教えてもらいました。今でも光栄に思っています」

 タレント・はるな愛「CMで親子という役柄でご一緒させていただきました。菅原さん自らが作った唐辛子をおみやげに頂いたりしましたが、父が大ファンということで本にサインを書いてプレゼントしてくださり、温かいお心遣いに感激いたしました。安らかにお休みください」

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