光代社長 尊厳死選択を尊重

 お笑いコンビの爆笑問題・太田光の妻で所属事務所タイタンの太田光代社長が5日、米女性が選択し議論を醸した尊厳死について、思いをツイートした。

 末期の脳腫瘍を患い、ネット上で動画による予告をした上で自ら命を絶ったブリタニー・メイナードさんの決断を、「御冥福をお祈りして献杯!この問題は色々と考えることが多くありました。人が死について考える機会は彼女が望んだことだったと思います」と尊重した。

 光代社長は尊厳死の是非そのものよりも、メイナードさんの行為で尊厳死への注目が高まったことを重視。「助からない自身の命を無駄にしたくなかったのではないかな。悩んだ結果、死の定義をしたかったのではないかしら。死が前提で自身が出来ること。尊厳死を選ぶについて現代社会が抱えている問題を考えて欲しかったのではないかな。SNSがある今に生きていたから」とつづった。実際、各種SNS(ソーシャルネットワークサービス)では、尊厳死についての意見をかわす場面が増えた。

 今年1月に脳腫瘍が判明したメイナードさんは、自ら命を絶つ「尊厳死」を選ぶことを10月にネット上の動画で公表。「死ぬ権利」が認められているアメリカ・オレゴン州で、11月1日に薬物を用いて自ら命を絶った。

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