奥田瑛二酔虎伝、娘の安藤監督が暴露

 映画監督の安藤桃子さんが5日、父の俳優で映画監督の奥田瑛二と日本テレビ系「PON!」(月-金曜、前10時25分)に生出演、「とんでもない父親」のエピソードを本人を前に披露した。

 まず今年3月に結婚、来年3月には出産を控えている安藤さんの話題になり、奥田は「瑛爺です」と照れ笑いを浮かべた。

 この日は妹の女優・安藤サクラが出演予定だったが、都合が悪くなったため急きょ奥田が代役を務めたという。

 しかし、その代役が結局は主役になってしまった。

 まず、生まれてくる孫に役者をさせるかどうかを尋ねられ「勧めません」と即答。「サクラの時も高校3年生のとき突然言われ『オレはもう知らない』とそっぽを向いてました」と冷淡だったことを打ち明けた。

 これに対して安藤さんは「私には真逆。最初から師弟関係で、10歳の時に正座して『映画監督になります』と宣言させられました」と、奥田の長女である自分への思い入れを暴露した。

 そんなことから、話は奥田が酔って帰宅したときの「とんでもない」エピソード集に。

 「とんでもない暴れん坊になられて、私たちはたたき起こされ、ラーメンを食べるところを正座して見させられた」「溶けかけたアイスキャンデーを洗礼だ!と言って頭からかけられた」、奥田も「寝てる時に鉄火巻を口に突っ込んで食べさせたな」と付け加えた。

 そんな奥田家の家訓は「1+1=3」で、小さいころから毎日口にさせられ、小学校1年のとき算数でそう答えたところ学校の先生が問題にしたという。安藤さんはこの家訓の意味について、今では「家族も表現者も2人が集まれば無限大のものが生み出せる」と解釈しているそうだ。

 テレビカメラの前でそんなやり取りをしたのが不思議だったのか安藤さんは出演後、ツイッターで「まさかの親子でPON!なんかメルヘン…生出演」とつぶやいた。

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