宝塚版ルパン 役作り小栗旬風で迷う

 宝塚歌劇団雪組の早霧せいなが29日、都内で行われたミュージカル「ルパン三世‐王妃の首飾りを追え!‐」、ショー「ファンシー・ガイ!」(来年1月1日~2月2日、宝塚大劇場/同2月20日~3月22日、東京宝塚劇場)の製作発表に咲妃みゆらと出席した。宝塚101年目の幕開けとなる作品で、「ルパン三世」の初のミュージカル化として注目を集めている。

 ルパンを演じる早霧は「ルパンをやると聞いたときは、正直驚きました」と振り返り、ルパンのイメージ作りに悩んだことを告白。「『もみあげはどうするの?』と一番多く聞かれました。(実写映画版の)小栗旬さんぐらいに髪を短くしようとも思いましたが…、宝塚っぽさを残すということで、このままにしました」と宝塚流のルパンを作り上げることを誓った。

 原作者のモンキー・パンチ氏(77)も同席し、「マンガがアニメになり、映画になり、宝塚でやってもらえるとは。全く想像がつかないのですごく期待している」と喜んだ。

 また、宝塚歌劇はこれまで見たことがなかったというが、「周りが女性ばかりで『何、この人』と思われそうだったので…。でもこれを機会に行ってみたい」とヅカデビューを約束していた。

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