オスカル役の煌月「頭の中真っ白」

 宝塚歌劇団月組「ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編~」新人公演が23日、兵庫・宝塚大劇場で行われた。初舞台から7年目までで行われる新人公演を今回で卒業する煌月爽矢(あきづき・さや)と鳳月杏(ほうづき・あん)の同期コンビがオスカルとアンドレを演じた。

 本公演が1本ものの大作ということもあり、新人公演ではプロローグやフィナーレのガラスの馬車などがカットされたが、2時間近い公演となった。煌月と鳳月が落ち着いた演技で新公の集大成を見せた。また本公演でも活躍する珠城りょうや、輝月ゆうまらが実力を発揮し、舞台を引き締めた。

 オスカル役の煌月は「タカラヅカの宝物である『ベルばら』で主演させていただき、本当に幸せ。無事に終えることができてホッとして頭の中が真っ白です」と大役をやり通した満足感を見せた。またアンドレ役の鳳月も「今宵一夜の場面でお互いの気持ちのキャッチボールが難しかったけど、本番では何も考えず、私としてはなかなか」と同期ならではの機微に自信を見せていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス