朝ドラ「純と愛」19・8%好スタート
1日に放送開始したNHK朝の連続ドラマ「純と愛」の初回番組平均視聴率が関東地区で19・8%、関西地区で16・2%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。関東地区では今年前期の「梅ちゃん先生」の18・5%を上回る好スタート。ここ10年でも2003年後期の「こころ」(22・5%)、同前期の「てるてる家族」(20・9%)2006年前期の「芋たこなんきん」(20・3%)に次ぐ数字となった。
ドラマは女優・夏菜が主人公の狩野純を演じ、大阪のホテルを舞台に人々の出会いを通じて成長していく姿を描く。初回は武田鉄矢演じる父とのケンカシーンなど朝ドラのイメージとは少し違った立ち上がり。「家政婦のミタ」の遊川和彦氏との脚本も注目を集めたようだ。
制作統括の山本敏彦チーフ・プロデューサーは「多くの皆様に初回放送をご覧いただき大変ありがたく思っています。闘う女性・純とその名セコンド役・愛の絶妙な連携により、お互いの家族や大阪下町の人々を巻き込んだ愛情物語が、コミカルに、ハートフルに繰り広げられていきます。脚本の遊川和彦さんならではの奇想天外な物語をどうぞ最後までお楽しみ下さい」とコメントを寄せた。
「梅ちゃん‐」は平均世帯視聴率20・7%(関東地区)だったが、これを上回れるかも注目だ。