前田陽子、初優勝で環境変わり2勝目
「サマンサタバサ・レディース・最終日」(19日、イーグルポイントGC=パー72)
通算4アンダー、3位から出た前田陽子(30)=伊藤園=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーで今季初優勝、昨年11月の伊藤園レディース以来のツアー2勝目を挙げた。
最終18番で1メートルのウィニングパットを沈めると、笑顔の花が開いた。「最後のパットはものすごく緊張したけど、入れて喜ぶ自分を想像し、そうなりたいと思って打ちました。うれしい。この一言です」と喜びに浸った。
耐えに耐えてつかんだ優勝だった。9番で4メートルのバーディーパットを沈めて首位に立ったが、16、17番ではピン奥10メートル前後の難しい距離が残った。バーディーパットではあるが、3パットの危険の方が大きい。これを絶妙のタッチで“OK”の距離に寄せて切り抜けた。
昨年の初優勝では段ボール工場でアルバイトをしながらツアー出場を目指した苦労話が話題になったが、その優勝で環境が大きく変わったことが、この2勝目につながった。「とにかく毎日ゴルフできるので、プレーに安定感が出てきた。悪いなりにスコアをまとめられるのは大きいし、試合になれば勝手に体が動く」と話した。昨年の1勝目があったからこその2勝目だった。
