平昌五輪組織委が現地移転 新オフィスで開所式

 【平昌共同】2018年平昌冬季五輪の大会組織委員会は27日、開催地の江原道平昌郡に完成したオフィスで開所式を行った。開幕を約1年7カ月後に控え、これまで業務を行ってきたソウル市内から組織委の機能を移転する。

 完成したのは3階建てのビルに職員ら約600人が勤務する。大会後の活用方法は検討中という。近隣の開催地江陵にも約160人の職員を置くほか、ソウルのオフィスも引き続き広報業務などに活用し十数人が勤務する。李熙範会長は開所式後、「地元の声を直接聞けるようになる。開閉会式場も近く、工事の進捗状況を毎日点検できる」と話した。

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