薬物検査妨害や隠蔽浮き彫り ロシアの報告書で陽性52件

 【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)は15日、ロシア陸上界の組織的なドーピング問題を巡り、同国の反ドーピング機関を「不適格組織」とした昨年11月から約半年間の報告書を公表し、ロシア連邦保安局(FSB)が介入した検査妨害や度重なる隠蔽工作の実態が再び浮き彫りになった。ロシア選手は52件の陽性反応を示し、736件の検査逃れや拒否もあった。

 国際陸連は17日の理事会で資格停止中のロシア陸連の処分を協議し、同国選手が8月のリオデジャネイロ五輪に参加できるか決める。今回の報告書が結論に影響を及ぼす可能性もある。

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