「男子バレー・リオデジャネイロ五輪最終予選、日本3-1ベネズエラ」(28日、東京体育館)
日本が第1セットを落としてから逆転で初戦をものにした。第3セットには、本来左利きの清水邦広(29)=パナソニック=が右手でスパイクを打ち、見事に決める珍しいシーンもあった。
22-18の場面で、ライトからスパイクの体勢に入った清水が、少し長くなったトスに合わせてとっさに右手を出した。威力は当然、左ほどではなかったものの、相手のブロックの虚を突いたこともあり、ストレートのコースに決めた。
試合後、清水は「たまに打つんですけど、決まって良かったと思います」と苦笑いしていた。