錦織圭ジョコに惜敗…1セット奪取も

 男子シングルス準決勝でリターンする錦織圭。ノバク・ジョコビッチに敗れ決勝進出を逃した=ローマ(共同)
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 「男子テニス・イタリア国際 準決勝」(14日、ローマ)

 シングルス準決勝で第6シード、世界ランク6位の錦織圭(26)=日清食品=が第1シード、同1位のノバク・ジョコビッチ(28)=セルビア=に6-2、4-6、6-7と惜敗した。第1セットをとり、第3セットもタイブレークにもつれる3時間超えの熱戦となったが、あと一歩及ばなかった。

 ジョコビッチから1セットを奪ったのは1年前のイタリア国際準々決勝以来。第3セットのタイブレークも序盤ではリードしたが、最後の最後で王者に屈した。ATPツアー公式サイトには「本当に残念です」という錦織のコメントが掲載されている。

 錦織は「第1セットは本当にいいテニスができました。攻めていましたし。僕が思うに、第2セットで止まってしまったし、ジョコビッチが良くなってきた。第3セットは少し良くなったけど、彼もプレシャーをかけてきた」などと試合を振り返っている。

 錦織のジョコビッチとの通算対戦成績は2勝9敗(14年マイアミオープンの不戦敗を除く)。今回の敗戦で8連敗となった。

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