北島康介氏、JOCに引退報告 飲酒解禁「肩の荷下りた」

 リオデジャネイロ五輪の代表入りを逃した競泳男子平泳ぎの北島康介氏が19日、東京都内の日本オリンピック委員会(JOC)を訪問して竹田恒和会長に引退を報告し「あらためてごあいさつできて、少し肩の荷が下りた」と穏やかな表情で語った。

 五輪代表選考会を兼ねた今月の日本選手権で現役を退いた後、約半年ぶりに飲酒を解禁したそうで「すぐ酔いが回って体がしんどかったが慣れてきた」と競技生活から解放されリラックスした様子。今後は水泳関連事業などを手がける会社の社長として仕事に軸足を移す予定で「スポーツ界に泥を塗ることがないよう、これからの人生を歩まないといけない」と話した。

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