日本実業団陸上連合が新設した年間表彰式が29日、東京都内で開かれ、最優秀選手賞に昨年の世界選手権男子50キロ競歩で日本勢初の銅メダルに輝いた谷井孝行(自衛隊)が選出された。最優秀チーム賞は男子1万メートル競歩の日本新記録を樹立した高橋英輝らが所属する富士通が選ばれた。
谷井は「記録を伸ばして、リオデジャネイロ五輪でもメダルを目指して頑張っていく」と力を込めた。男子で短距離の藤光謙司(ゼンリン)、棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)、走り幅跳びの菅井洋平(ミズノ)、50キロ競歩の荒井広宙(自衛隊)と女子長距離の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が優秀選手賞。