女子マラソン伊藤7位!!五輪内定

 「陸上世界選手権・女子マラソン」(30日、北京)

 女子マラソンは伊藤舞(31)=大塚製薬=が2時間29分48秒で日本勢最高の7位入賞を果たし、来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まった。男子50キロ競歩3位の谷井孝行(自衛隊)に続く五輪代表入りで、女子第1号となった。前田彩里(23)=ダイハツ=は13位、2012年ロンドン五輪代表の重友梨佐(28)=天満屋=は14位だった。マレ・ディババが2時間27分35秒でこの種目のエチオピア勢で初優勝した。

 最後まで粘り抜いた。2度目の世界選手権挑戦となった女子マラソンの伊藤が初の五輪切符を手にした。「持っている力を出し切ることが目標だった。それが達成できて良かった」と満面に笑みを浮かべた。

 2011年大邱大会は日本勢最低の22位だった。周囲のペース変動でリズムを崩し、30キロ付近で脱落した。その反省から「(自分の)ペースに集中して最後まで走ろう」と意識していた。33キロすぎに仕掛けた海外勢を無理に追わず、35キロ付近で3人の7位争いから抜け出した。

 京産大からデンソーに入ったが結果が出ず、陸上部を退部して浪人生活も経験。体のバランスが悪く、筋力強化や3点倒立などで矯正する努力も重ねてきた。指導する大塚製薬の河野監督は「素直、実直。派手さはないけど(毎年)同じレベルで伸びている」と着実な成長をたたえた。

 マラソン未勝利ながら念願のリオデジャネイロ行きを決め、伊藤は「地道にこつこつやってきた。しっかり準備をして力を発揮したい」と目を輝かせた。

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