福原、石川「悔しい」王者・中国に完敗

 「世界卓球・女子団体・決勝、日本-中国」(6日、クアラルンプール)

 世界ランク2位の日本女子は、同1位の中国に0-3で敗れ、1971年の名古屋大会以来45年ぶりの優勝はならなかった。主将・福原愛(ANA)、石川佳純(全農)は試合後のインタビューで、涙を見せるシーンもあった。

 第1試合で劉詩ブンに0-3敗れた福原は「すごく悔しいです。1番手として試合に出たんですけど、劉詩ブン選手に負けてしまって、チームも波に乗ることができなかったので、本当に悔しいです」と、心境を語った。それでも準優勝となったことに「本当にみんなで頑張って勝ち取った銀メダルだと思うので、誇らしく思います」と語った。

 第2試合で李暁霞に2-3で逆転負けした石川佳純(全農)は、「(2ゲーム連取して)3ゲーム目、リードしたところもすごく取りたかったんですけど、すごく悔しいです。リオ(五輪)に向けてすごくいい宿題をもらったので、リオに向けて頑張りたいです」と話した。

 第3試合で丁寧に1-3で敗れた伊藤美誠(スターツ)は「前やった時は1ゲームも取れずに負けてしまったんですけど、自分の出せるところをしっかり出せたかなと思います」と振り返った。

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