“火の鳥ニッポン”ケニア下し2位維持

日本-ケニア 第1セット、スパイクを放つ古賀=国立代々木競技場
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 「バレーボールW杯女子、日本3-0ケニア大会」(26日、国立代々木競技場)

 世界ランク4位の日本は、同19位のケニアにストレート勝ち(25-15、25-20、25-12)し、3勝1敗の勝ち点10で2位をキープした。27日は同ランク6位の強豪ドミニカ共和国と対戦する。唯一4戦全勝のロシアが首位に立っている。 “火の鳥ニッポン”が勢いに乗ってきた。今大会好調のエース木村、古賀、長岡のアタッカー陣に加え、大竹、山口のミドルブロッカー陣も効果的に得点を重ねた。過去8戦すべてストレート勝ちの格下相手に、しっかりと白星を積み上げた。

 キューバ戦に引き続き、セッターには宮下を起用。若き司令塔が変幻自在の攻撃を操った。第1セットを25-15で圧倒すると、第2セット以降も25-20、25-12と付け入る隙を与えなかった。

 これで4試合を終えて3勝1敗の勝ち点10。五輪出場圏内の2位をキープしている。ロシアにはフルセットの末、苦杯をなめたが、指揮官、選手たちはチーム状態に自信をにじませている。真鍋監督は「昨年の世界選手権と違ってチームのムードがすごくいい」、木村主将も「1試合1試合チーム力が増してきている」と、一体感が出てきた内容に手応えを感じている。

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