柔道五輪3連覇の野村忠宏が現役引退へ

現役引退を発表した野村忠宏
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 五輪の柔道男子60キロ級で3連覇を果たした野村忠宏(40)が現役を引退すると24日、所属先のミキハウスが発表した。野村は自身のオフィシャルサイトでも「8月29日に出場する全日本実業柔道個人選手権大会で引退する事を決めました。現役最後の勝負、精一杯戦います。応援よろしくお願いします」とコメントした。31日に記者会見を行う。

 「何十年もかけて磨いてきた技がある。いかに元気な若者をギャフンと言わせられるか」と話していた野村だが、13年11月に右肩の、14年10月には左膝の手術を受け、復帰を目指していた。

 96年のアトランタ、00年シドニー、04年アテネと、前人未到の五輪3連覇を達成した功労者。レジェンドの40歳が、最後の一戦で意地を見せる。

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