上位２チームが１６年リオデジャネイロ五輪出場権を獲得するバレーボールのＷ杯女子大会（２２日開幕、東京など）の監督会見が２１日、都内で行われ、この日、５２歳の誕生日を迎えた真鍋政義監督（５２）は改めて今大会での五輪切符獲得を誓った。

　この日は、同じく２２日に開幕する陸上の世界選手権に出場する“人類最速の男”ウサイン・ボルト（ジャマイカ）の誕生日でもあった。「バレーボールはフジテレビ（世界陸上はＴＢＳ）なので」と冗談交じりに話しつつ「世界一は私も目指している。（同じ誕生日で）非常にうれしいです」と、笑顔を浮かべた。

　この日、出場メンバー１４人が発表され、最年少の１７歳でナイジェリア人の父を持つ宮部藍梨（金蘭会高）は腰痛でメンバーから外れた。先月、代表デビューを果たし、インパクトを残していた期待のアタッカーを欠く厳しい状況となったが、指揮官は「徹底的に守備を鍛えてきた。この大会で五輪切符を獲得したい」と、力を込めた。