第64回全日本大学野球選手権最終日は14日、神宮球場で決勝が行われ、早大(東京六大学)が8-5で流通経大(東京新大学)を下して3年ぶり5度目の優勝を決めた。29年ぶりに決勝に進んだ流通経大は、初の大学日本一を逃した。
苦しい展開が続いた早大は1-3の七回、茂木の適時打、石井の2点右前打などで一挙5点を挙げて逆転した。1点差に迫られた後の九回は石井の2点本塁打で突き放した。
今大会13打数8安打で打率6割1分5厘の茂木が最高殊勲選手と首位打者に輝いた。最優秀投手には4強入りした神奈川大(神奈川)で2勝を挙げた浜口が選ばれた。