桐生が練習公開「9秒台は出る」 フォームに磨き

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台突入の期待が高まっている桐生祥秀(東洋大)が5日、埼玉県の東洋大川越キャンパスで報道陣に練習を公開し「自分の走りをすれば9秒台は出る。期待されて出すのがトップアスリート」と語った。

 今季は最大の武器である高速ピッチを保ちながらストライド(歩幅)を大きくしようとしている。3・3メートルの追い風参考記録ながら9秒87を出したテキサス・リレーはこれまでと比較して1・5歩ほど少ない47歩ちょうどで駆け抜けたという。

 この日は軽めのダッシュや腰回りの筋力強化などに励み、昨季までよりも体を前へ傾けるフォームに磨きをかけた。

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