西武の中村が日本ハム・大谷から3ラン

 「日本ハム3-6西武」(15日、札幌ドーム)

 西武の主砲、中村が、日本最速タイの162キロを連発した日本ハム・大谷を打ち砕いた。

 同点で迎えた七回、無死一、二塁で大谷の141キロフォークを中堅バックスクリーンへと運ぶ勝ち越しの6号3ラン。マウンドから大谷を引きずり下ろした。

 大谷に対して、ここまで3連続三振を奪われていたが、きっちりと借りを返す一打となった中村は、「チャンスで打てていなかったので、打てて良かった。やっとバットに当たった」と振り返った。

 一方、大谷は西武のメヒア、中村、浅村の主軸に対して、160キロオーバーを連発。五回にはメヒア、浅村の打席でそれぞれ1球ずつ自己の持つ日本最速タイ記録となる162キロをマーク。中村の七回の打席でも、3球目に160キロを計時した後の5球目のフォークを痛打された。

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