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報徳学園の1年生・小園が3安打

6回に同点適時打を放つなど、3安打の活躍を見せた報徳学園・小園
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 「高校野球・春季兵庫大会・準々決勝、報徳学園6-3神戸国際大付」(1日、明石トーカロ)

 報徳学園が逆転で4強に進出した。立役者となったのは入学してまだ1カ月もたたない1年生・小園海斗内野手。「1番・遊撃」で先発出場すると、六回に同点適時打を含む3安打と、上級生に勝るとも劣らない活躍を見せた。

 そのたたずまいは明らかに違った。177センチ、73キロとバランスの取れた体格も、1年生とは思えなかった。50メートル走5秒9、遠投105メートルと抜群の身体能力を持ち、名門・報徳学園で1年春からレギュラーに定着した小園。その実力が確かであることは、スイングが物語っていた。

 五回先頭で迎えた第3打席。今秋ドラフト候補の神戸国際大付・東郷が投じたストレートを完璧に引っ張った。打球はグングン伸びて右翼フェンスの上部を直撃。逆風でなければスタンドインしていた打球に、視察していたプロのスカウトも思わず目を見張った。

 1点を追う六回2死一、三塁の場面では「浮いた変化球に体が反応しました」と高めのスライダーを引っ張りこみ、一、二塁間を痛烈に破った。同点適時打で反撃ののろしを上げると、先輩たちも奮起し一挙6得点のビッグイニング。永田監督は「小園の一打は大きかった。野球センスはあると思う。(02年のドラフトで日本ハムから1位指名された)尾崎の1年生の時よりも上」と言いきる。

 入学直後、内野でのボール回しに加わった小園のスピードに、上級生たちが面食らったという。今大会は16打数7安打と結果も残しており「ベンチに入れなかった先輩たちの分まで頑張りたい」と小園は力を込めた。今春のセンバツ出場が有力視されながらも、選考で漏れた報徳学園。夏に雪辱を期す伝統校に、1年生が新たな風を吹き込んでいる。

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