大阪ガス・土肥にスカウト34人が熱視線

今秋ドラフト候補の大阪ガス・土肥星也投手
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 「JABA京都大会・予選リーグ 新日鉄住金かずさマジック5-1大阪ガス」(27日・皇子山球場)

 今秋ドラフト候補の大阪ガス・土肥星也投手(20)が、新日鉄住金かずさマジック戦に先発。チームは敗れたものの、6回を4安打1失点に抑えた。

 立ち上がりから最速144キロを計測した直球を主体にストライクを先行させ、無四球で6三振を奪った左腕。「コントロールを気にせず投げられるようになった。最初は5回と言われていたけど、良かったのでもう1イニング行かせてもらったんだと思います」と手応えを口にする。

 香川の尽誠学園から大阪ガスに就職し、今年で3年目を迎える土肥。昨年11月に京セラドームで行われた日本選手権でリリーフ登板し、最速147キロを計測したことでスカウトから注目を集めるようになった。直球の球威と低めに集まるチェンジアップは高いレベルにあるが「もっともっと力をつけないとプロでは通用しない」と表情を引き締める。

 ネット裏には11球団34人のスカウトが集結した。チームにはドラフト1位候補・酒居知史投手(23)が在籍しているが、巨人・山下スカウト部長は「3月のスポニチ大会はもっとよかった。これから都市対抗の予選、本戦と力をつけてくれば上位候補になってくる」と語った。

 185センチ、81キロの恵まれた体格を持つ大型左腕。ここから秋にかけて、一気に評価を上げる可能性を秘めている。

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