プロ野球巨人の野球賭博問題で、巨人に契約を解除された笠原将生元選手(25)が、携帯電話で賭博のレートとなる「ハンディ」を伝えられ、手渡しや金融機関の口座を介し賭けの精算をしていたことが23日までに分かった。笠原元選手が共同通信に賭博の具体的手順を明らかにした。
チーム内に賭け事の習慣があり「その延長で野球賭博に手を出した」と説明、警視庁組織犯罪対策4課の任意聴取にも同様に賭博への関与を認めているという。
同課は携帯電話の通信記録や金融機関の口座の記録などと照合して裏付けを進め、賭博容疑で立件できるか捜査する。賭博を主催する胴元など背後関係も調べている。