野球賭博で特例措置提案へ NPB、自己申告で1年の処分に

 プロ野球の野球賭博問題を調べている日本野球機構(NPB)調査委員会が、野球賭博に関与した選手や関係者を対象に期間限定で「自主申告」を促す特例措置をプロ野球の実行委員会に提案することが4日、NPBへの取材で分かった。関与を自主的に申告して無期失格処分を受けた場合、1年後に真摯な反省が見られれば1年の失格処分に変更するという措置。

 全容解明が難航する中で、1年で処分が解ける可能性を示すことで、当事者からの申告を促すのが狙い。1カ月程度の限定的な措置になる見通しで、4日午後のプロ野球実行委員会で承認を得て5日にも施行される。

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