「西武－楽天」（２３日、西武プリンスドーム）

　今季初先発した楽天の安楽智大投手は５回２／３を８安打５失点と勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

　一軍登板は６回無失点で初先発初勝利を飾った昨年１０月５日のソフトバンク戦以来２度目の安楽だが、立ち上がりから落ち着いた投球。初回から１５０キロをマークし、序盤の３回を無安打無失点に抑えた。

　序盤から打線に４点の援護を受けたが、四回になると別人のような投球内容。四回はメヒアにこの試合初安打となる二塁打を許すと３連打で１失点、六回は浅村の２ランを含む４連打され、３点を失い、降板した。

　２０１５年のドラフト１位右腕は今季、イースタンリーグで４試合を投げ、１勝０敗防御率２・４５をマーク。２２回で２１の三振を奪っている。