勝ち点狙う東大、宮台は3回3失点で降板
「東京六大学野球、東大-明大」(19日、神宮球場)
快晴の下、両校1勝1敗での3回戦は午前11時1分にプレーボール。2002年秋の立大戦以来となる14年ぶりの勝ち点を狙う東大は、エース左腕・宮台康平投手(3年・湘南)が中2日で先発したが、3回6安打3失点で降板し、有坂望投手(2年・城北)と交代した。
明大は今秋のドラフト上位候補・柳裕也(4年・横浜)が先発。四回まで東大打線を無安打に抑えたが、五回2死後に初安打の三塁打を許した。
東大00000
明大1110
(東)宮台、有坂-喜入(明)柳-牛島
東大の宮台は初回から明大打線につかまり先制点を与えると、二、三回にも1点ずつ奪われた。16日の1回戦では0-0の九回にサヨナラスクイズを決められ、開幕カードの早大1回戦でも、東大記録となる13三振を奪いながら九回に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫していた。
前日(18日)は東大が明大にサヨナラ勝ちし、1勝1敗のタイに持ち込んだ。東大が明大に勝利したのは12年ぶり。サヨナラ勝ちは08年秋の対法大戦以来8年ぶりのことだった。
東大は明大に対して、75年秋の開幕戦で1、2回戦を連勝(○3-1、○4-3)して以来、勝ち点を挙げていない。