オリックス・金子 またも白星逃す

8回、西武打線に打ち込まれ、ぼう然とする金子(右から2人目)=撮影・高部洋祐
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 「オリックス-西武」(16日、ほっともっとフィールド神戸)

 今季ここまで白星のないオリックスのエース・金子が、今季4度目の先発でも勝ち星を手にすることはできなかった。

 初回は先頭の秋山に左中間への三塁打を許し、そこから1点を失う不安定な立ち上がり。1-1の四回にはメヒアに勝ち越しの中越えのソロを浴びたが、五回に味方が逆転してからは粘り強い投球を展開した。

 しかし、4-3で迎えた八回に1死満塁と攻めたてられ、上本の当たりは投手左へのライナー。遊撃・安達が追いついたが、グラブには当てたものの捕球できず、無情にも同点打(記録は中前打)となった。

 結局、7回1/3で141球を投げて、8安打7失点。九回まで相手打線を無安打に抑えたものの味方の援護がなく降板となった14年5月31日・巨人戦(京セラ)以来となる140球超えの熱投だったが、報われなかった。

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