昨年8月に右肩を手術したソフトバンクの松坂大輔投手が30日、福岡市の西戸崎合宿所でブルペンに入り、捕手を立たせたままでワインドアップとセットポジションから計48球を投げ込んだ。1軍で登板できなかった昨季の汚名返上を期す日米通算164勝のベテラン右腕は2月の宮崎キャンプを見据え「平地で投げるより、ブルペンで投げた方がいい感じだった」と手応えを口にした。
米国での調整では既に2度ブルペン入りしたが「向こう(宮崎)に行く前に感覚を確かめておこうと思った」と言う。遠投では約70メートルまで距離を伸ばすなど、精力的な動きを見せた。