楽天の松井裕樹投手が23日、コボスタ宮城の室内練習場で自主トレーニングを公開し、捕手を立たせたままながらブルペンで34球を投げ込んだ。目標の40セーブに向けて今季は力の抜けた、より効率的なフォームを模索しており「いかに75、80パーセントの腕の振りで120パーセントの球を投げられるか」とテーマを掲げる。
プロ2年目だった昨季は抑えに抜てきされ、球団記録の33セーブを挙げ、0・87の防御率を誇った。それでも「きょうはバツです(投げられません)という日があった」と反省。これまで以上に連投に耐えられるよう、重心移動などを意識して改良を重ねた。