野球殿堂博物館は18日、ことしの殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰として西武、巨人などで本格派左腕として活躍したソフトバンクの工藤公康監督(52)と巨人で180勝を挙げた斎藤雅樹氏(50)、エキスパート表彰として「ミサイル打線」の異名を取った大毎(現ロッテ)などで巧打の一塁手として鳴らした故榎本喜八氏が選ばれた。
アマ球界などが対象の特別表彰では、法大で東京六大学リーグ最多の48勝を挙げてバルセロナ五輪日本代表監督を務めた山中正竹氏(68)、元衆院議員で戦後の野球界復興や国際交流に尽力した故松本瀧蔵氏が選出された。