史上初めて本塁打王と盗塁王を同時に獲得し、セ・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたヤクルトの山田哲人内野手が8日、東京都内の球団事務所で1億4千万円増の年俸2億2千万円で契約を更改した。高校からプロ入りした野手が6年目の年俸で2億円に到達するのはオリックス時代のイチロー(マーリンズ)の2億6千万円、松井秀喜(巨人)の2億2千万円に続き3人目。
記者会見で山田は「その2人のイメージは最強です。プロ野球を代表する偉大な方なので」と恐縮して見せた。打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーの記録など、球界の顔に飛躍した1年を「満足」と笑顔で振り返った。