燕・山田 イチ&松井に並ぶ2億円到達

 ヤクルト・山田哲人内野手(23)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億4000万増の2億2000万円でサインした。高卒野手6年目で年俸2億円到達はイチロー(オリックス)、松井秀喜(巨人)に次いで3人目。また、来季から背番号が「1」に変わることも決まった。

 破格の大幅アップでも、もはや誰も驚かないだろう。23歳の若さで一気に2億円プレーヤーとなった山田は「すごい評価をしていただいたので気持ちよくサインしました」と爽やかな笑みを浮かべた。

 今季はトリプルスリーを達成。38本塁打、34盗塁、出塁率・416でタイトルも獲得。リーグ制覇の立役者になり、MVPにも輝いた。文句のつけようがない成績を残してイチロー、松井秀喜と同じ高卒野手6年目で2億円に到達したが、「(2人の)イメージは最強。プロ野球を代表する偉大な方」と恐縮しきりだった。

 うれしいサプライズも用意されていた。背番号23から1への変更。ヤクルト時代に背番号1を背負った米大リーグ・マリナーズの青木が会見場に現れ、背番号1のユニホームを手渡した。

 「過去最大のサプライズ」と憧れの先輩の登場に大感激した山田。青木は「誰が何と言おうとヤクルトの中心選手。自分らしくプレーしてほしい」とエールを送った。

 背番号1はかつて、若松勉、池山隆寛、岩村明憲らが背負った“ミスタースワローズ”の象徴。「背番号1に恥じないように頑張りたい」と山田。来季は、日本一と2年連続トリプルスリー達成に挑む。

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